【Forex Testerで過去検証】5.インジケータを使う

当記事では、過去検証ソフト「Forex Tester」の使い方や過去検証方法を解説いたします。
今回は、インジケータを使う方法についてです。

インジケータの基本

インジケータとは、価格や取引量などの統計的データを解析し、市場のトレンドや相場の方向性、過去の動向などを示すツールです。

トレードの各手法では、何らかのインジケータを使用して、売買の判断をするのが一般的です。
しかし、インジケータは無数にあるため、全てを知る必要はありません。1つだけのインジケータで成績を上げている人もたくさんいます。

今回は、そのインジケータについて基本的な使い方と、代表的なインジケータを紹介します。

インジケータを表示する

まずは、チャートにインジケータを表示する方法です。
方法は、大きく2つあります。

メニューから追加

メニューの【チャート】-【インジケーター】を選択すると、デフォルトで同梱されている多数のインジケータが表示されるので、追加したいインジケータを選択してください。

チャートを右クリックで追加

チャート上を右クリックすると出てくる「インジケーターを追加」からインジケータを選ぶこともできます。

インジケータを削除する

インジケータを削除するには、対象のインジケータを右クリックして、「削除」を選んでください。

インジケータの設定を変える

インジケータの設定を変えるには、対象のインジケータを右クリックして、「編集」を選んでください。(Forex Tester 6ではダブルクリックでも編集できます)

設定したインジケータの確認

いくつも画面にインジケータを設定した場合に、何を追加したかわからなくなることがあります。

そんな時は、インジケータリストを開いて、一覧で確認することができます。

チャート上を右クリックして、「インジケーターリスト」を選択してください。

すると、チャートに設定したインジケータの一覧が出てきますので、個別に編集・削除が可能です。

インジケータの分類

Forex Testerのインジケータリストを見ると、いくつかの種類に分かれています。それぞれどういうものなのかを説明していきます。

トレンド系

トレンド系のインジケータは、「相場の方向を見極める」時に活用されます。

代表的なものとしては、

  • 移動平均線
  • 一目均衡表
  • ボリンジャーバンド
  • エンベロープ

などがあります。

ボリューム系

ボリューム系インジケータは、ボリューム(出来高)を元にしたインジケータです。

相場の盛り上がり具合を測ることができます。

代表的なものとしては、

  • Volume
  • MFI(Money Flow Index)

などがあります。

【出来高について】
株式の場合は、取引所で取引された売買数が出来高となりますが、FXの場合、相対取引なので、正確に計測することはできません。そのため、FXでの出来高とはティック数(相場の価格が変動した回数)を元としているものが多いです。

オシレーター系

オシレーター系は、相場の加熱感や、売買サインを表すインジケータです。(なので、前述のボリューム系もタイプとしては、オシレーター系と同じです)

売買サインを表すと言っても、それが必ず当たるというわけではありません

「売りが加熱していて、少し冷めた時を買いサイン」としたり、「買い方が縮小してきた時を売りサイン」としたり、あくまでそれぞれのインジケータの考えに従った売買サインとなります。

まだトレードルールが確立していない人は、このサインに従って過去検証をしてみると、練習になると思います。

代表的なものとしては、

  • MACD
  • RSI
  • ストキャスティクス

などがあります。

アダプティブ系

数はないですが、アダプティブ系は適応型のインジケータです。

例えば、Forex Testerにデフォルトで入っている唯一のアダプティブ系であるFATLは、Fast Adaptive Trend Line高速適応型トレンドライン)の略で、移動平均線よりも価格への反応が早いです。

なので、分類としては、トレンド系といえます。

ボラティリティ系

最後にボラティリティ系です。

デフォルトで2つしかありませんが、どちらも、相場の変動幅を測る時に使われます。

  • ADR
  • Average True Range

ADR(Average Daily Range)は、日々の変動幅の平均を表したもので、Average True Range(ATR)は、1日の高値/安値の幅を一定期間の平均値にしたものです。

どちらも数値が大きければ、1日の変動(ボラティリティ)が大きい状態で、相場が大きく動いていることを示しています。逆に、数値が小さい時は、ほとんど相場が動いていない状態です。

まとめ

  • インジケータは、過去検証に必須のツール
  • Forex Testerではインジケータをいくつも簡単に設定可能
  • インジケータは特性によって種類があり、必要なものを取り入れていく

今後、代表的なインジケータについては、過去検証のポイントとあわせて詳細に解説する予定ですのでお楽しみに!