チャートを見すぎて疲弊する人へ!心に余裕を生むトレーダー思考とは?

こんな悩みありませんか?

  • つい一日中チャートを見てしまい、リラックスできない
  • 利益をいつ取ろうか」と何度も見てしまう。
  • 短期的な値動きに左右されてトレード戦略を変えてしまう

もし、これらの悩みに当てはまるなら、「心に余裕を生むトレード思考」を身につけることが解決のカギになります。

この記事では、 チャートへの執着を手放し、トレードの不安を減らす方法 を詳しく解説していきます。

主にスイングトレードを想定した記事となっておりますが、他のトレードでも参考になる部分があるかと思いますので、是非お役立てください!

チャートを見すぎてしまう2つの原因

気づいたら何度もチャートを開いてしまう…

そんな状態になってしまうのには、以下の2つの原因があります。

  • ポジションサイズが適切でない
  • トレードの評価基準が「損益」になっている

それぞれ説明していきます。

ポジションサイズが不適切

1つ目の原因は「ポジションサイズが大きい」からです。

ポジションサイズが大きすぎると、1回の損益が資金に与える影響も大きくなります。
例えば、1回の損切りで資金の30%が減るトレード1%しか減らないトレード、どちらが精神的に楽でしょうか?

当然、後者のほうがリラックスしてトレードできるはずです。

前者は1回1回が大勝負のような心理状態になってしまうので、チャートを見まくって、少しでも利益が出たらすかさず取ってしまうと思います。

✅ ポジションサイズが大きいとどうなるか?

  • 1回のトレードの勝敗が大きな影響を与え、感情が乱れる
  • 少しでも利益が出ると「確定しなきゃ」と焦って決済してしまう
  • 逆に損失が出たら「早く逃げなきゃ」と不安に駆られる

このように、ポジションサイズが適切でないと、常にチャートを監視せずにはいられなくなります。

ポジションサイズが大きいと、成功も失敗も感情の揺れ幅が大きくなるため、早く結果を知って安心したい心理状況から、チャートを見る機会が多くなる。

トレードの評価基準が「損益」になっている

2つ目の原因は、トレードの評価基準が「損益」になっているからです。

「利益=成功、損失=失敗」と考えていませんか?
この考え方が強いと、チャートを頻繁にチェックし、損益を気にし続けることになります。

たとえば、 含み益が出ていたのに減っていくチャート を見たとき、
「このままでは利益が消える!」と焦ってしまい、ルールを無視して早めに決済してしまうことはありませんか?

しかし、相場は波を打つものです。 一時的に含み損になっても、相場の流れが変わらなければ再び利益方向に戻る可能性がある のです。

つまり、トレードの評価を 「ルール通りのトレードができたか?」 という基準に変えれば、チャートを過剰に監視する必要がなくなります。

トレードは一連の取引の結果であり、単一のトレードで判断すべきではありません。重要なのはトレードのプロセスや判断の正確性です。

利益が出たら成功、損失が出たら失敗という考え方はNG!
損失を避けるため、チャートを監視してしまうようになります。

チャートへの執着を減らす3つの対策

では、どうすれば「チャートを見すぎる癖」を改善できるのでしょうか?
ここでは、 トレード心理を改善する3つの方法 を紹介します。

  • ポジションサイズを適切にする
  • 利益以外の要素で自分を評価する
  • 損益を評価するスパンを広げる

それぞれ説明していきます。

ポジションサイズを適切にする

1回の損切りでどれだけ損失が出るかを把握し、連敗しても精神的に動揺しない範囲に抑えることが大切です。例えば、1回の損切りで資金の1%を失う設定にしておけば、5回連続で損切りしても損失は5%にとどまります。

最初から連敗を想定し、無理のない損失額にコントロールしておくことが重要です。

このようにポジションサイズを適切に設定することで、トレードへのプレッシャーが軽減され、必要以上にチャートを気にすることがなくなります。

トレードに慣れてきたら、少しずつポジションサイズを増やしていくのも一つの方法ですが、「連勝して調子が良いから」と安易にサイズを上げるのは避けましょう。そういう時に限って相場の流れが変わり、大きな損失を出すリスクが高まります。

おすすめの方法は、利益が出たタイミングでポジションサイズを再計算し、複利のように調整することです。このように計画的にサイズを管理することで、感情に振り回されず、安定したトレードができるようになります。

例)
100万円で10ロットで開始

110万円になるまでは、固定で10ロット

110万円になったので、ポジションサイズを再計算して11ロットに増やす

  • ポジションサイズを連敗しても心に影響が無いサイズまで落とす。
  • ポジションサイズを増やすのは「一定の利益が積み上がったら」がオススメ

利益以外の要素で自分を評価する

トレードの評価基準を 「損益」から「ルールを守ったかどうか?」 に変えると、心の余裕が生まれます。

そのためには、トレードノートをつけるのがおすすめです。1トレードにつき1つ、Excelや手書きなど何でも良いので記録を残します。利益や損失に触れず、自分のトレードルールを守れた点を褒めましょう

おすすめの方法:

  • トレードノートをつける
    • 「損益」ではなく、「ルールを守れたか?」を記録する
    • 例:「エントリーの根拠が明確だった」「損切りをルール通り実行できた」
    • ルールを守れたら 自分を褒める ことを意識する

✅ ルールを守れたトレードの例)
「25EMAに一度タッチして反発した所でエントリーした。ルール通りでGOOD」
「押し安値を割ったため損切りした。ルール通りなので問題ない」

これを続けることで、これを習慣化すると、利益よりも「ルールを守ること」にフォーカスできるようになります。

注意点として、ルールを守れなかった時に自分を責めないようにしましょう。

トレードは自己コーチングでもあり、褒められる方が成長します。

ダメだと叱責され続けながらトレーニングするよりも、「GOOD!素晴らしい!」と褒められながらトレーニングしたほうが伸びるのと同じで、自分自身もなるべく褒めるようにしてみてください。

慣れないと気恥ずかしいかもしれませんが、誰も見てないし、コストも掛かりませんので、実践する価値があります。

トレードノートの書き方については、下記の記事を参考にしてみてください。

  • 1トレードごとにルールを守った点を褒める。
  • 自分自身を責めない。褒める方を重点的に。

損益を評価するスパンを広げる

トレードの損益を気にしないようにするとは言っても、成績を管理している人は多いでしょう。その場合、1回ごとのトレード結果に一喜一憂するのではなく、評価のスパンを月単位に広げるのがおすすめです。

1トレードごとに損益を評価して改善しようとすると、ルールがぶれて、ぐちゃぐちゃになります

これは、野球で言えば「1打席ごとにバッティングフォームを変える」ようなもの。そんな頻度でフォームを変えていたら、どれが正解なのか分からなくなってしまいますよね。

一方で、月に1回程度のペースで成績を振り返ると、それなりにトレード数が集まるため、より客観的な分析が可能になります。

もし月間のトレード数が少なければ、評価のスパンをさらに広げても構いません。その際は、「ルールを守ったトレード」と「そうでなかったトレード」に分けて、それぞれの勝率やリスクリワードを比較してみてください。

こうすることで、単に「儲かった」「損をした」といった表面的な評価ではなく、長期的に優位性のあるトレードを続けるための指標を得ることができます。

ルールを守ることの重要性も実感できるため、自然と損益への執着が減り、冷静にトレードを続けられるようになりますよ!

  • 損益管理は月1回などそれなりのトレード数が集まったら行う
  • ルールを守ったかどうか、での差を評価してみると1トレードごとの損益が重要ではなくなる

まとめ

チャートを見すぎてしまう原因は、 「ポジションサイズが適切でないこと」と「損益を基準にトレードを評価していること」 にあります。

解決策

  1. ポジションサイズを適切にする → 連続で損切りしても冷静でいられるサイズにする
  2. 利益以外で自分を評価する → トレードノートで「ルールを守れたか?」を記録する
  3. 損益の評価スパンを広げる → 1トレードごとではなく、月単位で振り返る

これらを実践することで、 チャートへの執着が減り、心に余裕のあるトレードができるようになります。

「トレードで疲弊する…」と感じている方は、ぜひ今日から試してみてください!