- 使ってる指標が真逆でどちらが正しいの?
- ルール通りエントリーしてたら勝てたのに、できなかった…
- エントリーチャンスが来たがいまいち自信が持てない…
FXトレードで「エントリーするべきか迷っている間にチャンスを逃した」という経験はありませんか?これは多くのトレーダーが直面する問題です。迷いが続くと、エントリーが遅れるだけでなく、自信を失い、トレード全体の質が低下してしまいます。
この記事では、「迷わないエントリー」を実現するための3つの具体的なステップを紹介します。この方法を実践することで、シンプルかつ自信を持ったトレードが可能になります。
なぜエントリーに迷うのか?

トレードで迷いが生じる主な理由は以下の3つです。
- トレードルールがない
- 複雑なトレードルール
- 一貫性の欠如
それぞれ解説していきます。
トレードルールがない
トレードルールがないことは、エントリーに迷いが生じる最大の原因です。
明確なルールがないと、どのタイミングでエントリーすべきかの基準が曖昧になり、その場の感情や直感に頼ってしまいがちです。

問題点:
- 「ここで入っていいのかな?」と毎回迷い、最終的にエントリーを見送る。
- 直感でエントリーした結果、負けると自信を失い、さらに迷いが強くなる。
よくある例:
- 「チャートが急に動いたから入ってみたけど失敗した。」
- 「ニュースを見て慌ててエントリーしたが、逆方向に動いた。」
- 明確なルールがないと、トレードが「ギャンブル」のような感覚になる。
- 自信を持ったエントリーには、ルールの明確化が不可欠です。
複雑なトレードルール
トレードルールはあるものの、内容が複雑だと、トレードの判断を鈍らせます。
たとえば、「RSIが70を超え、MACDがクロスし、ボリンジャーバンドの上限に触れたらエントリー」など、条件が多すぎるとエントリーチャンスを逃すだけでなく、迷いが増す原因になります。
まず、エントリーや決済のルールが「複雑すぎる」ことが迷いの原因になっているかもしれません。以下の点を確認してみましょう。
- トリガーを書き出す
- ご自身のエントリー条件や決済条件ごとに、ルールを箇条書きで書き出してみてください。それが5つ以内に収まりますか?
- 条件分岐の有無
- 箇条書きの中に「条件分岐(◯◯なら△△)」が多く含まれていませんか?
- インジケータの重複使用
- 似たようなインジケータを複数使っていませんか?
- 手法の組み合わせ
- たくさんの手法を無理に組み合わせようとしていませんか?

これらに該当する場合、ルールが複雑になっている可能性があります。
シンプルなルールにすることで、迷いを減らし、トレードの精度を高めることができます。
- エントリーや決済の条件を書き出して客観的に見る。
- 数が多すぎたり複雑な場合は、それが原因。
一貫性の欠如
エントリーがうまくいかない原因の一つに、「一貫性の欠如」が挙げられます。
たとえルールが複雑でも、それを一貫して続けていれば問題はありません。
問題なのは、トレードがうまくいかないとすぐにルールを変えたり、新たなルールを継ぎ足してしまうことです。

ルールの一貫性が無いことにより、次のような悪循環に陥る可能性があります。
- ルールの複雑化
不必要な追加や変更により、ルールがより複雑になってしまいます。 - 曖昧さが迷いにつながる
ルールが曖昧になることで、エントリー時に感情が影響し、迷いが生じます。 - パフォーマンスの低下
結果として、計画通りのトレードが難しくなり、期待した成果を得ることが困難になります。
- 決めたルールを数回トレードしただけで変更したり追加すると、どのルールが肝なのか、わからなくなり、判断に迷いが生じ、ルール通りにトレードすることができなくなる。
迷いをなくす3つのステップ

これらの原因を踏まえて「迷わずエントリーできるようになる」ために、以下の3つのステップを実行してみてください。
- ルールをシンプルにする
- 過去検証で自信をつける
- トレードノートを活用する
それぞれ解説します。
ルールをシンプルにする
ルールがない場合やルールが複雑すぎる場合、シンプルなエントリールールを設定することが重要です。
「買いサイン」を示すインジケーターは、いくつもありますが、例えば、それが3つとも全部買いサインを示したからと言って、相場が必ず上昇するわけではありません。
むしろ、ルールを複雑にするほど、エントリーチャンスが減って機会損失になります。
あなたのエントリー条件はなんですか?
と聞かれたら、一言でいえるくらいシンプルなものが理想です。
そのためには、今のルールを洗い直す必要があるので、1個ずつ減らして過去検証してみてください。
トレードルールの作り方から知りたい方は、下記の記事にて解説しておりますので、参考にしてみてください。
過去検証で自信をつける
次に、設定したルールを過去のチャートで検証し、その有効性を確かめましょう。過去検証は、自分のルールに対する信頼感を高めると同時に、トレードへの迷いをなくす強力な方法です。
トレードで大事なのは一貫性です。
なぜなら、トレードは「期待値がプラスのルールをひたすら繰り返す作業」だからです。
以下の点を意識してください。
- 勝率より期待値
トレードで大切なのは勝率ではなく、「1回のトレードで得られる可能性がある金額」です。 - 期待値を計算する
期待値は「勝率」と「リスクリワード」によって決まります。一度その期待値を計算し、プラスであれば、そのルールを徹底して繰り返すことが成功への鍵です。
重要なのは、勝率ではなく1回のトレードで得られる可能性がある金額(期待値)はいくらか?ということです。
ただし、この期待値は、同じルールでトレードし続けることで得られる可能性があるものです。
エントリーごとにルールを加えたり変えたりすることで、結果にブレが生じます。
科学の実験を想像してみてください。実験の前提をコロコロ変えると、得られる結果も変わりますよね?そんなイメージです。
期待値に関しては、勝率とリスクリワードで決まる話で、下記の記事にて紹介しておりますので参考にしてみてください。
過去検証の方法を知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
過去検証ができたら、一番成績の良いルールを採用して、ひたすらそのルール通りに数をこなすだけです。
- ルールを1つずつ減らして、過去検証を行う。
- 一番成績の良かったルールを採用して、ひたすらルール通りを繰り返す。
トレードノートを活用する
最後は、トレードの評価を、勝ち負けではなく、ルール通りにこなせたか?で評価するということです。
トレードノートをつけていますか?
トレードノートって何?という方は下記記事を参考にして見てください。
トレードノートの記録項目として、「ルール通りのエントリーか?」というのを追加しましょう。
そして、勝ち負けよりも、ルール通りだったかどうかを評価してください。
そうすることで、ルール通りのエントリーチャンスが来た時に、「勝ち負けよりも、ルール通りのエントリーが正しい」という心理状態になってきますので、迷いなくルール通りにエントリーができるようになります。
エントリーに迷いが生じた場合は、下記も記録すると改善に繋げられます。
- エントリー時の状況: どのような条件でエントリーしたのか。
- 心理状態: エントリー時に感じた不安や迷い。
- トレード結果: 勝敗や改善点。
「まだ負けるのが怖い」という人は、過去検証でルールの期待値にまだ自信が持てていない状態なので、その心理状態のうちは、過去検証を自信がつくまで続けましょう。
どんなにたくさんインジケータを採用しても、100%勝てる聖杯はありません。負けるのが当然な世界です。
たくさん負けても、トータルでお金が残っていれば勝ち、なのです。
1回ごとのトレードの勝ち負けで狼狽している状態だと、必ずルール破りを犯してしまうので、もう大丈夫!と思うまで過去検証を繰り返してください。
トレードは、プロも初心者も同じ条件で戦うフィールドです。自信のない状態でエントリーを続けるのは、経験豊富なトレーダーの「カモ」になるだけです。十分な準備をし、自信を持ってトレードに臨むことが、生き残るための基本です。

- トレードノートの評価項目に「ルール通りにできたか」を追加
- 負けが怖い場合は、自信がつくまで過去検証を繰り返す
まとめ
迷いをなくして自信を持ったエントリーを実現するためには、次の3つのステップを実行することが大切です:
- ルールをシンプルにする
- 過去検証で自信をつける
- トレードノートを活用する
この3つのステップを継続して実践すれば、トレードにおける迷いが消え、自分に合った安定したトレードスタイルを築くことができます。ぜひ今日から取り組んでみてください!